きょう15日(金)も、強い寒気や発達した低気圧の影響で北海道は雪や吹雪。18日(月)から19日(火)にかけても、低気圧が発達しながら北日本付近を通過する見込み。
あすの天気
あす16日(土)も、北海道の上空には、この時期としては強い寒気が居座るでしょう。東北や北陸は気圧の谷の影響を受ける見込みです。
【天気】
北海道は、日本海側は雪で、沿岸部を中心に非常に強い風が続くでしょう。車の運転が困難なほどの猛吹雪の所もありそうです。太平洋側とオホーツク海側はおおむね晴れますが、こちらも風が強いでしょう。
東北は、日本海側は朝晩を中心に冷たい雨や雪。平地も雪の所があります。車の運転は路面状況の変化にお気をつけください。太平洋側は、朝までは山沿いを中心に雨や雪の降る所もありますが、昼頃からは晴れ間が広がる見込みです。
北陸は雲が多く、ときおり雨。雷雨になる所もあるでしょう。
関東から九州、沖縄にかけては、おおむね晴れる見込みです。
【気温】
最低気温は今朝と同じかやや高いでしょう。北海道は広く氷点下、東北北部は3度前後、東北南部や北陸から九州にかけては8度前後の所が多い予想です。最高気温は、北海道は3度前後と厳しい寒さが続きます。東北は10度~13度くらいと、こちらも空気が冷たいでしょう。北陸は15度前後で、雨の冷たさが加わって、体感温度はさらに下がりそうです。関東から中国地方は18度前後、四国と九州は20度~23度くらいで、日中は過ごしやすいでしょう。沖縄は26度前後の予想です。
あさって以降
あさって17日(日)は、全国で晴れる見込みです。北海道の強い風も、次第に収まるでしょう。
一転して18日(月)は広く雨となりそうです。低気圧が発達しながら北日本へ近づき、前線が本州付近を通過するためです。はじめは、低気圧に向かうように暖かい南よりの風が吹きます。気温はいったん上がり、関東以西は広く20度を超える見込みです。ただ、18日(月)の後半から19日(火)にかけては、冷たい北よりの風に変わって寒くなるでしょう。北海道は日本海側を中心に雪で、東北北部の平地も雪の降る所がありそうです。低気圧の発達の程度によっては、再び非常に強い風が吹いて、大荒れの天気となるおそれがあります。電車など、交通機関に影響の出る所もありそうです。
20日(水)以降も、北海道や東北は日本海側を中心に所々で雪や雨が降りますが、風は収まってくるでしょう。
日本気象協会 本社 戸田 よしか
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース